
| 『「介護予防訪問介護」とは、要支援者であって、居宅において支援を受けるもの(以下「居宅要支援者」という。)について、その者の居宅において、その介護予防を目的として、介護福祉士その他政令で定める者により、厚生労働省令で定める期間にわたり行われる入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の支援であって、厚生労働省令で定めるものをい』います。 |

| 当事務所においても、すでに相談が多数寄せられております。 訪問介護は比較的介護度が軽い方の利用割合が高いサービスですから、介護予防において、デイサービスとならんで重要なサービスとなることでしょう。 |
| 介護保険の制度の中では、利用者がヘルパーさんにほとんどの家事を任せてしまい、結果として利用者の自立性を損なっていたという実態がありました。 「やってもらえるなら、やってもらいたい」というのが人情ですからしょうがないのですが、これが結果として利用者の身体機能を逆に低下させる一因になっていたわけです。 介護予防訪問介護になったことにより、利用者は家事をヘルパーに任せっきりにするのではなく、「できることは自分でやる」という姿勢をいかに引き出すかがこのサービスの目的になることでしょう。 また、平成18年1月26日社会保障審議会介護給付費分科会議事次第には以下のように記されています。 「利用ケースの厳格化 ・本人が自力で家事等を行うことが困難な場合であって、家族等の支え合いや他の福祉施策等の代替サービスが利用できない場合について、適切なマネジメントに基づき、サービスを提供」 |
| 「介護予防訪問入浴介護」とは、居宅要支援者について、その介護予防を目的として、厚生労働省令で定める場合に、その者の居宅を訪問し、厚生労働省令で定める期間にわたり浴槽を提供して行われる入浴の介護をいいます。 |
| 「介護予防訪問看護」とは、居宅要支援者(主治の医師がその治療の必要の程度につき厚生労働省令で定める基準に適合していると認めたものに限る。)について、その者の居宅において、その介護予防を目的として、看護師その他厚生労働省令で定める者により、厚生労働省令で定める期間にわたり行われる療養上の世話又は必要な診療の補助をいいます。 |
| 「介護予防訪問リハビリテーション」とは、居宅要支援者(主治の医師がその治療の必要の程度につき厚生労働省令で定める基準に適合していると認めたものに限る。)について、その者の居宅において、その介護予防を目的として、厚生労働省令で定める期間にわたり行われる理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションをいいます。 |
| 区分 | 要支援 | 要介護1 | 要介護2 | 要介護3 | 要介護4 | 要介護5 | 計 |
| 受給者 (千人) |
240.4 | 500.8 | 175.8 | 118.2 | 89.6 | 74.2 | 1199.0 |
平成17年10月厚生労働省調べ 訪問介護サービス

| 区分 | 要支援1 | 要支援2 | 要介護1〜5 |
| 受給者 (千人) |
240.4 | 350.6 | 457.8 |
| 要介護1に区分される方の7割が要支援2になるといわれております。 訪問介護の利用者の大半が介護予防訪問介護に移行することになります。 |
| 介護予防訪問介護費(T) 〈週1回程度の利用が必要な場合〉 |
要支援1 要支援2 |
1234単位/月 |
| 介護予防訪問介護費(U) 〈週2回程度の利用が必要な場合〉 |
要支援1 要支援2 |
2468単位/月 |
| 介護予防訪問介護費(V) 〈(U)を超える利用が必要な場合〉 |
要支援2 | 4010単位/月 |
| 要介護1に区分された人のうち、病状が悪化しておらず安定している方(旧要介護1の6〜7割程度の方)は、要支援2に移行します。 これにより、いままで利用者と長く付き合いお互い理解し合っていたケアマネさんとお別れをして、地域包括支援センターの保健師の方が引き継ぐことになります。 毎月会っていたケアマネさんから、顔も知らない地域包括支援センターの保健師さんに変わってしまうのです。また、訪問ではなく電話での対応になり、期間も3ヶ月に1度程度になります。 *地域包括支援センターが従来のケアマネさんに業務を委託すればケアマネさんが変わることはありません。 |

| いままでは、身の周りのことはヘルパーさんに任せることができましたので体に負担をかけずに生活することができました。しかし、体は使わないとどんどんその能力が衰えていくものなのです。そこで、いまは元気にうごく体の部分まで弱らないように、これからは医師等と相談し自分の健康状態をチェックしながらヘルパーさんと一緒に自分のことをやらなければなりません。ヘルパーさんが訪問する回数も大幅に減らされます。 いままで体を動かさずにすごしてきた高齢者がいきなりこれからは自分でやらなければならないと言われるのはとても不安なことかと思いますが、きっと「自分のことが自分でできる」という、喜びと自信を与えてくれることになるでしょう。 |